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2/23発『塩の湯温泉 蓮月』発着 雪に包まれる会津・大内宿日帰り観光

今回は塩の湯温泉 蓮月に2連泊し、中日に日帰り観光というプランとなります。

蓮月よりバスで出発し、いざ雪景色へ!天気予報では寒波襲来とのことで大荒れの天候も覚悟していましたが、出発時は晴天で清々しい出発となりました。

出発から20分もすると周りは雪景色に。途中には雪の中に野生のカモシカの姿も見え、新鮮な雪景色を見ながらの移動はあっという間に感じます。

休憩で立ち寄った道の駅では、福島県の農産物や農産物を使った加工品があり魅力的でした。
南会津の特産品の卵とえごまを使ったクッキーを購入し、バス車内で楽しみました。

お昼前に鶴ヶ城(会津若松城)へ無事到着!
鶴ヶ城は幕末の戊辰戦争で新政府軍の猛攻に一ヶ月も耐え、難攻不落の城として名を馳せた名城です。また、国内唯一の赤瓦の天守閣としても有名ですが、それは積雪や凍結に耐えられるように、と会津藩で開発されたものだそう。まさに今日のような雪の日のためにつくられた赤瓦なんですね。

それにしても、ここまでしっかりと雪が降る中の観光を予定しておらず、ブーツや帽子を持ってこなかったことを後悔しました…。
気を取り直して、天守閣までの入場券を購入し、お城の中を見学。
中は郷土博物館となっており、歴史を学びながら、いざ天守閣へ!

天守閣からは、雪化粧の鶴ヶ城城址公園の景色を眺められます。
残念ながら雪が強く、遠くの景色まで見えなかったため、お城の散策を早めに切り上げて、お土産を探しに行くことにしました。

もちもちの食感の「あわまんじゅう」を食べていると、パッと目をひいたのは、「絵ろうそく」。
ろうそくに色鮮やかな菊や藤、牡丹などを描いた会津の伝統工芸品で、雪国の会津では、花の咲かない季節に仏壇に供えるようになったともいわれています。江戸時代には最高級品のろうそくとして、参勤交代のたびに献上品となったそうです。

最後に立ち寄ったのは「大内宿」です。茅葺屋根に雪が積もった様子は、昔ながらの日本のイメージにぴったりでフォトジェニック!

江戸時代に会津若松市と日光今市を結ぶ重要な道の宿場町として栄えたこの場所は、現在も江戸時代の面影そのままに茅葺屋根の民家が街道沿いに建ち並ぶ国選定重要伝統的建造物群保存地区。この景観を引き継ぐために店舗兼住居として生活が営まれています。

雪の降る中の散策は身体も冷えるので、お腹に余裕があれば、もう一食。
お箸ではなくネギ1本を使って食べる大内宿名物「ねぎそば」や甘酒であたたまりながら、囲炉裏のある昔懐かしい店内の雰囲気を楽しむのもおすすめです。

ホテルに戻ったあとは冷えた体を温めてから、懐石料理の夕食へ向かいました。露天風呂が部屋についているって最高ですね!

個人では行きたくてもなかなか行きにくい、雪に包まれる南会津や大内宿。
バスツアーであれば、安心安全に観光することができました。皆様もぜひ宿泊+観光のセットツアーに参加してみてはいかがでしょうか。